民事(家族)信託とは

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お客様
最近よく耳にする「民事信託(みんじしんたく)」とはどういう事でしょうか。
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TrustOne 長峰
財産の「名義」を特定の人に譲渡しつつ、「実益」を享受することができる法律上のシステムです。あなたの資産や事業を死亡や認知症リスクから予防し、次世代への承継を可能にする、新しいカタチです。
遺言や贈与では解決できないことも、民事信託を用いれば可能です。欧米ではきわめて一般的なものです。
民事信託を活用する事により、従来の方法では実現出来なかった柔軟な対策をプランニングすることが出来ます。
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TrustOne 長峰
起源は、出征する十字軍兵士(委託者)が、友人(受託者)に土地を託したこととも言われています。日本では、委託者のご家族が受託者を担うケースが多いことから、「家族信託」と言われることがありますね。受託者の担い手となるご家族がいらっしゃらないケースでも、民事信託は可能ですので、ご相談ください。

遺言ではできないこと

  • せっかく遺言をしても、相続人同士の話し合い(遺産分割協議)により、遺言を反故にされてしまう可能性があります。
  • また、遺言では、遺言をした方の相続後に更に起こる相続(2次相続)については、定めることは出来ません。これを解決したいのであれば、民事信託がおすすめです。

生前贈与では出来ないこと

  • いったん譲渡してしまえば、「名義」も「実益」も戻ってこないのが贈与です。しかし、民事信託なら、「名義」を移したあとも「実益」を受けることが可能です。また、プランニング次第では、流通税(登録免許税や不動産取得税など)の節税が可能です。